ビーバーの寺子屋

絶賛就活中の大学生の日常とお勉強。

【22卒】絶賛コロナ就活中の大学生が夏インターンを語る

コロナ禍のなかでの初の夏インターン

今回は実際に就活中の私が、22卒の夏インターン事情をお伝えしたいと思います。

22卒の夏インターンは超アツい!!

私にとってこれが初めての就活なので比較はできませんが、今年の夏インターンは控えめに言って激戦。いやムズすぎん?全然通んないだけど!?就活のいろはも分からない3年生の初夏から暗中模索で大量のESをこしらえ、面白いくらいに落ちる。周りの雰囲気もアツい!去年までの就活では「夏インターンは参加できればしたほうが良い」というイメージでしたが、今年は違う。みんな「夏インターン行かなきゃ!!」という感じです。

より正確に言えば、今までいわゆる「意識の高い」学生だけが積極的に参加する傾向にあった夏インターンに、それ以外の層も参加するようになった、という印象。

 実際の調査でも、夏インターンに対して学生が非常に強い関心を向けていたことが分かります。

prtimes.jp

この調査に回答した人の多くは早慶をはじめとする高学歴層である点に注意しなくてはなりません。つまり、もともとキャリアに関して意識を向けていた層の学生が、夏インターンをより重要視するようになったということです。全国の就活生を母数にすればこの9割という数字はもう少し下がるのではないかと思います。

それでも、22卒の就活生の多くが夏インターンへの参加を希望している事実は間違いありません。みんな、危機感持ってるんだなぁ、、。

 f:id:dignity21:20200909030707p:plain魔の夏インターン選考

業界や会社によって異なりますが、一般的に人気企業の場合は夏インターンの選考の方が本選考よりも難易度が高いと考えられています。募集人数が少ないうえに、業界を絞っていない多くの学生が「お試し」でチャレンジすることがあるからです。

しかも今年は、「コロナ禍による不安」が要因になり、志望者の母数が大きく膨らみました。はっきりいって、今年の夏インターン激ムズ。なかなか選考を通らない。

羨ましい限りですが、こんな非常時でも通る人は通ります。倍率が上がっても耐えうる圧倒的なスペックの高さを誇る学生は、複数のインターンへの参加を決めていました。彼らのような高スペック学生もまたコロナ禍のあおりをうけて安全策としてたくさんの企業にエントリーするので、レベルの低い層はより選考が厳しくなるという現象が起きている気がします。

今年の夏インターンは参加できただけでもすごい、偉い!22卒のみなさんは自信をもっていいと思います。

一方で、1つも参加できなかったという人もいると思います。失敗の原因をつきとめることは大事ですが、通らなかったことを引きずる必要は全くありません。何度も言っているように、夏インターンの選考は難関です。参加できたらラッキー、これくらいの気持ちで大丈夫かと。

 インターン、対面かオンラインか問題

今年のインターンでは、対面で実施するかオンラインにするかで大きく分かれていました。個人的には、圧倒的対面派。やっぱり、オンラインでは再現できない部分があります。しかし、オンラインにもまたメリットがある。詳しく見ていきます。

対面形式

メリット
  • コミュニケーションのしやすさ
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    ZoomやTeamsを使ったことがある人なら分かると思いますが、こういうオンラインコミュニケーションのシステムは双方向に見えて実は一方通行のトークしかできません。同時に複数人が話すと聞き取れないし、お互い話すタイミングがつかめないから会話がぎこちない。その点、対面形式なら自然なコミュニケーションが可能です。話の間がつかみやすい。グループワークも、対面の方が圧倒的にやりやすい。
  • 社員さんとの距離の近さ

対面形式だと社員さんとの距離感を縮めやすい。オンラインだとみんなが聞いている前でしか話せなかったり、ちょっとした小話で仕事について質問したりするのが難しい。社員さんからのフィードバックも、対面の方が質の良いものがもらえる気がします。

  • 参加者との交流

インターンは会社との距離を縮めることはもちろんのこと、参加している学生との交流を深めることも重要だと思います。同じ業界を志望する学生がどんな背景をもっているのか、どんな志望理由なのか、何気ない会話から学べることは多いです。オンラインだと、「一期一会感」がハンパない。グループセッションで一緒になった人は日本のどこかにいるわけですが、もう二度と会うことはないです。「退出」をクリックすれば終わる、そんな儚い人間関係が土台にあるので、なかなか交流をふかめようという気持ちになりません。

  • 実際の社員さん・職場の雰囲気 を体感できる

これは当たり前ですが、動画でみるのと実際に足を運んでみるのとでは感じるものがまったく違います。社員さんに対する印象も、画面越しで話しているのと対面で反しているのとでは大きく異なります。

デメリット
  • 移動のコスト

オンラインならどこでも参加できますが、対面だと開催地に行かなくてはなりません。(これも当たり前ですが。) そうするとついてくるのが時間とお金というコストです。東京やら大阪まで移動するのにかかるコストは、相当なもの。就活は都市部に住んでいる学生が圧倒的に有利なのを実感します。

 

うーん、デメリットはこんなもんでしょうか。対面派としての意見なので多少偏っていますが、、。

オンラインのメリット・デメリット 

対面形式のメリット・デメリットをひっくり返してもらえれば結構です。

うまく計画を立てられる人なら、「志望業界のインターンは対面、それ以外はオンラインでお試し感覚」という工夫もできそうです。企業によってはオンライン形式でのインターンに慣れていないことも多く、参加していると残念に感じることもあります。オンラインがどれほど対面形式に近づけるかは、企業側の努力によるものが大きいでしょう。

 

こんな感じで、いろいろと大変な2020夏インターン。ぼちぼち秋冬インターンの準備もしていこうと思います。これからの就活も激アツな展開を迎えるのか。同志たちよ、頑張ろう~!