ビーバーの寺子屋

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阪大の文系数学?マジで余裕でした【奇跡の2017年度阪大文系数学】

人生最大の奇跡。数学苦手ド文系受験生に起きた奇跡。
今回は「教科書よりもカンタン」と名高い大阪大学2017年度文系数学を紹介しよう。

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私にとって数学とは、片思いの相手のようなもの。好きなんだけど、向こうは振り向いてくれない。点数が取れない。(自分のせい)

もちろん阪大受験で最大の難所は数学。文系数学はめちゃくちゃ難しいわけではなく、過去問でもそこそこ点数は取れていましたが、本番はやっぱりコワい!!しかも最初に受ける科目!!ここでミスったら一日中引きずる!!かなりビビっていた私ですが、杞憂に終わりました。問題のリンクを貼っておきます。

k-kyogoku2.com

大問1 積分

 これは思わず笑ってしまった。パッと一見して笑えるほど数学マスターではないが、解き終わったときにはもう内心ニヤリと。というか逆に合ってるのか不安になった。

放物線は上に凸。そしてqが正の実数なので放物線の頂点はx軸よりも上にある。これも、問題からして当たり前。つまり何も難しいことはなく、教科書の例題通りに面積を求めるだけ。6分の1公式が使えたはず。何のひねりもなかった。

実際、私でも10分はかからなかった。入学後に理学部の友達に解かせてみると、2分で終わっていた。ふ~ん。

大問2 3変数関数の最大・最小

個人的にコレが一番しんどかった。3変数関数だが関係式が二つあるので、実質的には変数はひとつになる。zでまとめていく方針は立ったし、zの二次式になるのは分かったけど、たぶんどっかで計算ミスった。帰り道の阪大坂で解答速報みて気付いた(笑)

大問3 数列、漸化式

ここでも奇跡が。日ごろ使っていた問題集(ニューグローバルβ)のお気に入りの問題とほとんど同じ問題が出たのだ。当時アホだった私はニューグローバルの中で理解できたお気に入りの問題を繰り返すという愚行を繰り返していたが、本番ではそれが功を奏した。

とは言え、小問1で対数を使うんだよっていう見え見えのヒントが与えられていたので、初見でもできた人は多いと思う。この数列と対数がセットになった問題を何回も繰り返し解いていた私はもうウハウハ。シャーペンが止まらねぇ。

でも結局数弱だった

1科目目の数学でロケットスタートかました私はのこり2科目も難なく乗り越え(全部解けたわけではないですよもちろん)、晴れて阪大生に。しかし成績開示を見てみると、周りの学生はほとんど数学完答でした。自分はと言えば、2完と部分点くらい。う~ん、みんなさすが。結局は簡単な問題と解きなれた問題がたまたま出ただけ。自分の努力の成果とは言えないのかもしれません。

受験生よ、受験は楽しむもんだぞ。

こういうことを言うと、必死で努力している人に怒られるかもしれませんが。受験生はもっと楽に、肩の力を抜いて勉強に取り組んでほしいと思います。結局、努力が報われるかどうかなんてわかんないんです。一生懸命、それこそ涙が出るくらい必死に取り組んだ努力が報われるとは限らない。そうかと思えば、私のように超簡単な問題に出会ったり、惰性で何度も解いていた問題に救われたりすることもある。もうね、笑うしかないんです。コメディです。私も数学の問題を解いてて「なんだこりゃ」って思いましたよ。

おかしい、不条理だと思うかもしれません。その通りだと思います。でもその不条理に真面目に向き合うには、相当のエネルギーを必要とするのです。体力的にも、精神的にも。耐えられなくなって、自暴自棄になってしまうこともあります。

そうなるくらいなら、この可笑しい世界を笑ってやりましょう。ウルフルズの曲にもあります、「とにかく笑えれば」と。もっと軽い気持ちで、楽しく勉強していってほしいと思います。